2012年12月16日【第12回】里都づくりフォーラム
2011年12月に産声をあげた「里都(さと)プロジェクト」。
「都市と地域の人をつなぐ」をテーマに、フォーラムや体験ツアーなどを開催し、この12月で1周年を迎えます。
ここまでやってこれましたのも、このプロジェクトに関心をもっていただき、ご参加・応援をしていただきました皆様のおかげです!本当にありがとうございます!!
第12回目となるフォーラムでは、里都プロジェクトが最初にご縁をいただきました「高坂勝(こうさか まさる)さん」、そして「林良樹(はやし よしき)さん」のお二方をお招きし、記念イベントを開催したいと思っております。
高坂さんからは、新たに千葉県匝瑳(そうさ)市で始められた、「地域住民の方々と一体となって都市山村交流やマイ田んぼづくりに取り組む『SOSA Project 』」のお話(http://sosaproject.org/)、
林さんからは、新たに始められた「鴨川の里山と古民家を舞台に、持続可能な昔の知恵と新しい知恵を学ぶ『鴨川地球生活楽校』」のお話(http://earthschool.awanowa.jp/)などをうかがいながら、
「これからの豊かなライフスタイルの作り方」について、参加者の皆さまと考えを深めていく場にしていければと思っています。
会場は、ココロとカラダの健康を目指した薬膳料理のお店「りせっとcafe」です。店内は木の香りにあふれ、「日本で最も美しい村連合」さんの東京の拠点となっている場所でもあります。
※懇親会のお料理や飲み物は、「日本で最も美しい村」さんから食材等をご提供いただく予定です。(日本で最も美しい村のHP→ http://www.utsukushii-mura.jp/)
年末のお忙しい時期とは思いますが、ぜひご参加をいただければと思います。
(懇親会のみのご出席も歓迎いたします!)
(「日本で最も美しい村」と接点を持ちたいという方もぜひご参加ください!)
どうぞよろしくお願いいたします!
2012年11月21日【第11回】里都づくりフォーラム
第11回の里都づくりフォーラムでは、長野県上田市で活動されている、地域通貨「蚕都(さんと)くらぶ・ま~ゆ」 世話人代表の安井啓子(やすい けいこ)さんをゲストとしてお招きいたします。
上田市で地域通貨の取り組みが発足したのは、2001年。もう10年以上活動が続いています!
これまでの経済のあり方や暮らし方に矛盾を感じ、「地域通貨を使って、楽しく心地よく暮らせる地域と、ぬくもりのある人のつながりを創りたい」との思いで発足された「ま~ゆ」。
参加メンバーが提供できる「モノ・コト」と、希望する「モノ・コト」を「ま~ゆ」という単位で交換します。
地域通貨「ま~ゆ」は、「円」と違い、「ありがとうの心が表現できます」と安井さんはおっしゃいます。
社会的な地位や肩書き、年齢、性別にとらわれないフラットな関係が作られ、「自分が何かしら人の役に立っている!」と実感できるのが地域通貨の魅力の一つとのことです。
当日は、ゲストの安井さんから、
・地域通貨「蚕都くらぶ・ま~ゆ」の発足経緯や取り組み内容について
・地域通貨の運用方法や魅力について
・地域通貨がきっかけとなって起こった様々なプロジェクトについて
お話をうかがいたいと思います。
「地域通貨は、『自分が主人公になるプロジェクト』を生み出す大きなきっかけになります」と安井さんはおっしゃいます!
◎「地域通貨」について詳しく知りたい方
◎コミュニティの活性化に関心をお持ちの方
◎貨幣への依存をできるだけ減らしたいとお考えの方
などにお勧めのフォーラムです。
ぜひご参加いただければと思います!
2012年10月6日【第10回】里都づくりフォーラム
「地域の人をつなぐコミュニケーションツール『地域通貨』 体験シミュレーションゲーム」
持続可能なコミュニティづくりを目指している地域(鴨川、藤野、葉山、上田など)で導入され、高い成果をあげている取り組みに『地域通貨』があります。
『地域通貨』は、貸し借りを見える化したコミュニケーションツールで、地域に住む方々のつながりをより深く強いものにし、貨幣経済(円)への依存度を下げ、地域経済を少しずつ変えていく力を持つツールとして注目を集めています。
この『地域通貨』のことを学ぶためには、「地域通貨ゲーム」を体験するのが一番よいとのこと。
そこで里都プロジェクトでは、ナビゲーターとしてトランジション・ジャパン理事の加藤久人さんをお招きし、「『地域通貨』 体験シミュレーションゲーム」を開催いたします。
※本フォーラム内で、お金のあり方を根源から問い直すドキュメンタリー番組「エンデの遺言」の上映会もあわせて行います。
◎『地域通貨』について詳しく知りたい方
◎貨幣への依存をできるだけ減らしたいとお考えの方
◎持続可能な地域コミュニティづくりに取り組まれている方
◎コミュニティ内の人間関係をより深いものにしたいとお考えの方
などにお勧めのフォーラムです。
ぜひご参加いただければと思います!
2012年9月8日【第9回】里都づくりフォーラム
ー週末は、離島暮らし(新島)-
第9回の里都づくりフォーラムでは、「東京都新島村」のご紹介をいたします。
ゲストは、新島村役場で「新島村ふれあい農園」のご担当をされている小林恭介(こばやしきょうすけ)さん、そして、平日は都心でお仕事をし、週末は新島での生活をされているプロジェクトチーム「Nieve(ニーブ)」の山口和也さんです。
竹芝桟橋から高速船で2時間20分の場所にある離島「新島」。お二人お話を聞いていると、新島がどんどん身近に感じられ、その魅力に引き込まれていきます。
里都プロジェクトスタッフの濱谷玲子さんも、新島に二度訪問してすっかりファンになり、「新島に畑を持ちたい!」と話しています!
当日は小林さんと山口さんから、
・「離島・新島」の魅力とは何なのか?
・新島と都心の2拠点生活の実態とは?
・私たちが新島に行ってできることは何か?
などについて、お話をうかがいたいと思います。
「島暮らし」に憧れていらっしゃる方
「2拠点生活」を模索されている方
楽しみながら地域づくりに関わりたいと思っている方
などにお勧めのフォーラムです。
ぜひご参加いただければと思います!
2012年8月21日【第8回】里都づくりフォーラム
ー皮むき間伐ツアー報告会&オフ会-
8月の里都づくりフォーラムは、夏休み版。
美味しいお酒やごはんとともに、オフ会形式で開催させていただきます。
■日時: 2012年8月21日(火) 19:00~22:00
※開場も19:00~です。
■お店: シェアするレストラン 「かようび」
東京都世田谷区経堂2-6-1
http://www.facebook.com/tuesdaykyodo
※小田急線「経堂」駅よりすぐ
■定員:16名(先着順とさせていただきます)
■参加費:2,500円
※ワンドリンクとバイキング形式のお料理代です。
2杯目以降のドリンク追加オーダーは個別にしていただけます。
参加費は当日、お支払いただきます。
★お申込み方法↓
・イベントページの「参加する」を押していただく。
http://www.facebook.com/events/332029013547879/
2012年7月11日【第7回里都づくりフォーラム】
第7回の里都づくりフォーラムでは、神奈川県相模原市(旧藤野町)で活動されている「トランジション藤野」の榎本英剛(えのもと ひでたけ)さんと「藤野電力」の小田嶋電哲(おだじま でんてつ)さんをゲストとしてお招きいたします。
榎本さんは、イギリス在住中に「トランジション・タウン」の運動に触れ、日本でNPO「トランジション・ジャパン」を設立するとともに、藤野の地でトランジション・タウンの活動を始められました。
※トランジション・タウンとは、「市民の自発的な創意工夫による持続可能なまちづくり」を進める活動です。
藤野では現在、「藤野電力」「地域通貨よろづ屋」「森部」「お百姓クラブ」など、トランジション藤野から生まれた多くのワーキンググループが活動を行っています。
※「藤野電力」は、トランジション藤野内にできた市民グループで、現在は太陽光発電システムのワークショップの開催や各種イベントへの電力供給などを行っています。
当日は榎本さんと藤野電力の小田嶋さんから、
・「トランジション・タウン」とは何か?
・「トランジション藤野」の取り組み
・今話題の「藤野電力」の活動
などについて、お話をうかがいたいと思います。
トランジション・タウンの活動に興味をお持ちの方
住民主体の持続可能なまちづくりに関心をお持ちの方
地域での電力の自給自足に関心をお持ちの方
などにお勧めのフォーラムです。
ぜひご参加いただければと思います!
2012年6月16日【第6回里都づくりフォーラム】
第6回の里都づくりフォーラムでは、東京都小平市で「コミュニティビジネス」に取り組んでいらっしゃる、NPO法人「Mystle@こだいら」代表理事の竹内千寿恵(たけうち ちずえ)さんをゲストとしてお招きいたします。
「コミュニティビジネス」とは、「地域の課題を、地域住民が主体的に、ビジネスの手法を用いて解決する仕組み」です。
その地域に存在する(または埋もれている)様々な資源を活用し、その地域の多様なステークホルダー(利害関係者)とネットワークをつくって連携し、地域が抱える課題を解決する、または地域の産業を育成する、というものです。
これからの時代にとても大切な取り組みだと考えています!
当日は竹内さんから、
・コミュニティビジネスとは何か?
・竹内さんの小平市での取り組み
・地域でコミュニティビジネスを行っていく際のポイント
などについて、お話をうかがいたいと思います。
地域での仕事づくりに興味をお持ちの方
コミュニティづくりやコミュニティの活性化に興味をお持ちの方
行政との活動の連携に関心をお持ちの方
などにお勧めのフォーラムです。
ぜひご参加いただければと思います!
2012年5月19日【第5回里都づくりフォーラム】
第5回の里都づくりフォーラムでは、半農半X研究所・代表の塩見直紀(しおみ なおき)さんをゲストとしてお招きいたします。
21世紀の生き方、暮らし方として「半農半X(エックス=天職)」というコンセプトを提唱された塩見さん。
※「半農半X」とは、自分や家族が食べる食べ物を可能な範囲で自給し、残りの時間を「X=自分のやりたいこと(天職)」で費やすという考え方です。
当日は塩見さんから、
・「半農半X」が生まれた背景やその内容
・塩見さんの京都府綾部市での取り組み
などをおうかがいするとともに、参加していただいた皆さまの「天職」探しのワークショップも開催したいと思います。
塩見さんのお話を聞いてみたい方
「半農半X」に興味をお持ちの方
地域コーディネーターのお仕事や綾部市の取り組みに関心をお持ちの方
自分の天職について考えを深めたいと考えていらっしゃる方
などにお勧めのフォーラムです。
ぜひご参加いただければと思います!
2012年4月15日【第4回里都づくりフォーラム】
第4回の里都づくりフォーラムでは、ゲストとしてNPO法人「森の蘇り」設立代表者の大西義治(おおにし よしはる)さんをお招きし、静岡県富士宮で展開されている新しいスタイルの林業をご紹介したいと思います。
これまで里都づくりフォーラムでは、農業の取り組みを中心に、ご紹介してきましたが、その農業を支えている「森」に注目しました。
今、日本の森が危機的状況になっているのはご存知でしょうか?
各地で土砂崩れが起こり、河川の水や地下水が減少しつつあるのは、森が本来の役割をうまく機能していないからです。
森が豊かだと、空気が浄化されるのはもちろんですが、しっかりと大地に根を張ることで、地滑りが起こりにくくなり、豊かな土壌ができます。また雨水が流れにくくなるので、しっかりと地下水を蓄えることも可能になります。
森と農業は一見関係ないことに見えますが、水やエネルギー、空気を産み出す装置として、農業の基盤として、森は非常に大事な役割を担っています。
森を豊かにするために、手入れをしなければいけないのですが、非常に重労働で採算性も悪いので、林業は廃れていく一方でした。
大西さんは、この危機的な状況を少しでも改善したいという想いで、「皮むき間伐」という手法を取り入れ、素人の方も参加可能な仕組みづくりを行っています。
そんな大西さんの情熱やこれからのビジョンを共有し、みなさんと一緒に危機的な状況にある日本の森を生き返らせる方法を探る会にしたいと思います。
きっと学びや気づきの多い、ワクワクするひと時になると思います。
ぜひご参加ください!
2012年3月13日【第3回里都づくりフォーラム】
第3回の里都づくりフォーラムでは、ゲストとしてNPO・生活工房「つばさ・游」理事長の高橋優子(たかはし ゆうこ)さんをお招きし、埼玉県小川町のご紹介をしたいと思います。
2010年農林水産祭むらづくり部門で、最高賞の天皇杯を受賞した小川町。
地元の有機農家がつくったお米を、地元企業が買い取る日本初の取り組み(企業CSA:Community Supported Agriculture)は、都市部と農家の新しい関係づくりとして注目を集めています。
この「企業CSA」のマネージメントコーディネートされている高橋さんより、企業と農村が連携することの意義や留意点などについてお話をうかがう予定です。
(当日は、この企業CSAに参加した企業の方からもお話をお聞きする予定です。)
小川町にいらっしゃるカリスマ有機農業家・金子美登さんとともに、顔と顔の見える有機的な市民のネットワークによる「食」と「エネルギー」の地域自給モデルを目指してと活動されている高橋さん。
きっと学びや気づきの多い、ワクワクするひと時になると思います。
ぜひご参加ください!
2012年2月20日【第2回里都づくりフォーラム】
第2回の里都づくりフォーラムでは、ゲストとして佐野淳也(さの じゅんや)さんをお招きし、静岡県富士宮市の「木の花ファミリー」のご紹介をしたいと思います。
持続可能な農村コミュニティとして注目されている「木の花ファミリー」。
何ひとつ土台のないところから自給自足を目指した農業を営みはじめ、現在では11種の米や200種を超える野菜や穀物を栽培しています。
(すべての作物を、農薬や化学肥料を一切使わない自然農法で大切に育てています。ほかにも自然卵や山羊のミルク、はちみつ、伝統的な手法で糀から作る味噌やしょうゆなど、日々の食卓にのぼるほとんどの食材を自給し、希望する方にお分けしています。)
木の花ファミリーには、代表がいません。ひとりひとりがユニークな個性を持った人として役割を持ち、助け合いながら、75人(2011年8月現在)が生活を共にしています。
病気や悩み、家庭不和、そして戦争や環境汚染など、世の中のさまざまな問題の根本は、すべて「人の心」にあるととらえている木の花ファミリー。
具体的にはどのような取り組みが行われ、どんな魅力があるのか、ゲストの佐野さんからお話をうかがう予定です。
きっと学びや気づきのある、ワクワクするひと時になると思います。
ぜひご参加ください!
2012年1月27日【第1回里都づくりフォーラム】
第1回の里都づくりフォーラムのゲストは、鴨川自然王国の林良樹さんです。
林さんは、様々な職業を経験した後、アメリカ、アジア、ヨーロッパを放浪。
その後、鴨川の古民家に移住。
現在は、家族4人で農的生活を送りながら、「半農半アーティスト」として活動中。
芸術、農、地域通貨、教育、自然エネルギー、エコビレッジと幅広く「持続可能な社会づくり」へとつながる活動をなさっています。
「閉塞感を感じる社会の中で、どう生きていくのか?」「地方に赴き、農業に携わる意義とは何か?」「林さんが取り組んでいる活動に、どうすれば参加が可能なのか?」などについてお話をいただく予定です。
きっとワクワクするようなひと時になると思います。
ぜひご参加ください!
2011年12月19日【オープニングイベント】
本プロジェクトのオープニングとして、
『減速して生きる ダウンシフターズ』の著者・高坂勝さんをお招きし、トークイベントを開催いたします。
高坂さんは、「企業や既存の経済システムに頼らない『自立した幸せな生き方』」を実践・提唱されており、池袋でオーガニックバー【たまにはTSUKIでも眺めましょ】を経営する傍ら、千葉県匝瑳市で農地を借り、米と大豆の自給に取り組まれています。
「閉塞感を感じる社会の中で、どう生きていくのか?」「地方に赴き、農業に携わる意義とは何か?」「高坂さんが取り組んでいる活動に、どうすれば参加が可能なのか?」などについてお話をいただく予定です。
きっとワクワクするようなひと時になると思います。
ぜひご参加ください!